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2016年1月2日土曜日

良寛さん

昔越後の国に良寛さんって言うお坊さんがいたそうです。
その人のことを書いた本を読んでみると
素朴で愛嬌のある人だったんだなと思い
自分もそうでありたいと思います。


[手紙]
(略)災難にあう時節には 災難にあうがよく候
死ぬ時節には 死ぬがよく候
これはこれ 災難をのがるる妙法にて候
大地震にあわれた時のお手紙の一節ですが、逃れられない大災害や病気や不幸に遭遇したときの心構えです。こういう話は当事者でないものが安易に語ることは控えるべきですが、死期を告知された時とか、近親者に不幸があったときなど、これらを乗り越えた方のお話は、どうやってその事態を受け入れていくか、という点で共通しているようです。あるがままの現実を受け入れて、心静かに対応すれば道が開ける、ということでしょうか。
[俳句]
たくほどは 風がもてくる 落ち葉かな
越後長岡藩主で幕府の老中でもあった牧野忠精さんというお殿様が、良寛さんの声望を聞かれて、城下町にお寺を寄進しようと勧められました。そのお話へのご返事です。さあ自分ならどうするか。やっぱり良寛さんは偉い。
[俳句]
鉄鉢(てっぱち)に 明日の米あり 夕涼み
鉄鉢は托鉢に使うお椀で、お米や金品をお布施として入れていただく道具です。あした食べる分のお米はある、これで満足ということでしょうか。
[俳句]
散る桜 残る桜も 散る桜
この俳句は良寛さんの作品だという証明はありませんが、広く「良寛作」として伝えられています。モノやコトに執着しても、存在するものはすべて移ろいゆくという絶対的真理が働くということです。
以上のような作品を通じて、財産や名誉や地位や権力から自由な良寛さん、欲望に執着しない良寛さんの生き方を感じ取れます。「こだわらない」ということがラクに生きる秘訣でもあるんでしょうね。

丁度よい 良寛さん 癒しの言葉